ロボット開発部門では

ロボット工学の世界において、ITの技術は欠かせないものです。
二足歩行のロボットが誕生するまでに、どれだけの日数が費やされてきたことでしょう。
体の微妙なずれを修正しながら、倒れないで歩くというのはロボットの世界では至難の業でした。理屈としては、体が傾いたことを脳が感じ取って、足の裏から頭の位置まで微妙に調整を図りながら体のバランスを保つことができれば二足歩行はできます。
ですが、脳が旬図に感じ取って筋肉を正常に動かすように、指令を送るといったことを処理できるコンピュータが開発されるまで、不可能なこととしてとらえられていた時期もありました。

ところが、最近のロボット研究は二足歩行への追求というよりも、災害や紛争などで人が入り込めない場所で作業が可能なロボットの研究のほうが盛んに行われているようです。
実際に、アメリカの国防相が後援し、ハーバード大学で研究されているロボットはタコやイカを参考にして作られているといいます。
半透明のポリマーでできたそのロボットは動きや形だけを参考にしたものではなく、周囲の環境に応じて保護色で自らをカモフラージュしたり、逆に警告を発する目的で目立たせたするというのです。

ボディに組み込まれている特殊なシリコーン製の極薄シートが、ロボットの皮膚の色や形を変えるための重要な役割を担っており、こうした素材の開発も最先端のロボット工学において欠かせないものとなっています。しかし、こうした技術は軍事用に用いられることを目的に開発されることが多く、発展したものが社会にとって有益に使われるとしても、どこか恐怖に似たものを感じます。

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